山梨大学工学部

在学生

山梨大学工学部時代の思い出と工学部のこれから

大野 竜治

オオノ リュウジ

 私は工学部時代、特に最後の1年間は研究活動に注力していました。山梨大学工学部では水素・燃料電池関連などのエネルギーに関する先進的な研究が行われています。私は工学部時代に燃料電池に関する研究を行っていました。燃料電池に関しては世界最先端の研究が行われており、レベルの高い研究活動を行うことができました。現在も大学院で同様の研究を引き続き行っています。山梨大学工学部では他にも社会問題を解決する為の様々な研究が行われています。また、山梨大学工学部は令和6年度から学科の改組が行われます。まず、新たな総合工学クラスが創設されます。総合工学クラスでは、1年次に各専門コースの全体像をまなび、2年次以降配属される専門コースを選択することができます。大学に入学した後、各分野の知識を学んでから専門分野を決めることができます。また、エネルギー分野に特化したクリーンエネルギー化学コースが新設されます。このコースでは、現在必要とされている再生可能エネルギーに関する技術を専門的に学ぶことができます。山梨大学工学部ではこれまでの歴史でも学科の新設等が行われてきました。今後も時代に合わせて社会に役立つ人材を輩出する為に変化し続けてほしいと思います。

2021年工学部応用化学科卒業、2024年大学院修士課程修了、大学院博士課程進学