カンザワ チハル
山梨大学工学部創立100周年を謹んでお祝い申し上げます。100年という長い歴史をもつ工学部で学べたことを嬉しく思います。ここまで工学部の歴史を作り上げてきた多くの方々に感謝と敬意を申し上げます。この機会に、私の山梨大学での思い出を振り返ってみたいと思います。
私が学生時代を振り返ってみて、魅力の一つだと感じたのは、研究に楽しく取り組めたところです。授業では様々な実験をグループごとで行い、仲間と共に結果を追求することができました。また、研究室に入ってからは自分が決めたテーマに基づき、自分が追い求める結果にたどり着けるように取り組むことができました。仲間と共に結果にたどり着いた嬉しさも、自分の研究でいい結果が出たときの充実感も大切な思い出になりました。それも、先生方や先輩方の支えがあったからこそだと強く感じます。山梨大学工学部は本年100周年を迎えます。長い歴史の伝統を尊重しながらも、新しい取り組みも行おうとしています。そういった取り組みを通して、時代の変化に柔軟に対応し、さらに学びやすい工学部が作り続けられることを願っています。
2023年工学部応用化学科卒業